ひかり農園について
ひかり農園では美味しい梨作りのために様々な取り組みをしています。
全国各地にファンの多い梨にはどのような秘密が隠されているのか紹介します。
-二十世紀梨と洋梨への強い想い-
ひかり農園では、二十世紀梨と洋梨の栽培に力を入れています。
鳥取の名産品である二十世紀梨は、栽培に労力がかかることや新品種の台頭等の理由により、県内での生産量が減少傾向にあります。歴史ある鳥取の二十世紀梨の美味しさを次世代に繋げられるよう栽培に取り組んでいます。
ひかり農園の二十世紀梨は独自の栽培方法で糖度が高く見た目も美しい為、贈答用として喜ばれています。
また、鳥取県では珍しい洋梨を3種類栽培しています。洋梨の美味しさを多くの方に知っていただき、新たな名物になるよう栽培に取り組んでいます。
ひかり農園の洋梨は届いてすぐに召し上がっていただけるように完全追熟した状態で皆さまの元へお届けいたします。
二十世紀梨と洋梨の栽培に力を入れておりますが、その他の品種も面積は少ないですが心を込めて栽培しています。是非ひかり農園の梨を手に取っていただけると嬉しいです。
-自家製肥料の使用-
化成肥料に頼らず、自家製ボカシ肥料を使用しています。
化成肥料を使用した方が果実は大きくなり、球数は多く収穫することができますが、ひかり農園では「樹が欲しい時に欲しい分だけ養分を吸収してもらう」ことを考え、樹に無理やり養分を吸収させないことで、本当に必要な養分を与えます。
そうすることで果実が大味にならず、しっかり甘くジュージーな梨に仕上がります。
自家製ボカシ肥料の配合は、前園主が経験から培った知識や技術を活かし「美味しい梨のために本当に必要なものは何か」研究・実践しながら、長い年月をかけて追及して現在の形になっています。
収量や収益ではなく「味」を追求し、食べた人を笑顔にすることを目指した「美味しい梨」を皆さまの元へお届けします。
-栽培技術-
梨作りは剪定・誘引作業や受粉や摘蕾摘果などの味に大きく影響する作業の連続です。ひかり農園では適切な時期に適切な作業をおこない、ひとつひとつ丁寧に管理をすることで、品質の向上に努めています。
また、化成肥料を使わないことで果実が小さくならないように着果数を管理し、果実ひとつひとつに養分を十分に行き渡らせることで大玉の梨になるように栽培しています。
-栽培環境-
果樹園がある鳥取県鳥取市青谷町は、美しい海岸線と静かな山間が混在する地域です。 標高300mのひらけた山間部にある果樹園は水はけが良く、太陽の光がサンサンと降り注ぎます。
また、青谷町は夏には県内1の暑さを観測することもあり、果樹園の標高と相まって昼夜の寒暖差が激しくなります。
日中に降り注ぐ太陽の光を浴びて、十分に光合成をした梨は、ガクッと冷え込む夜間にエネルギーを糖分に変えることで甘さを増していきます。
この梨栽培に適した環境こそが美味しい梨作りに繋がっています。
-安心・安全-
ひかり農園では化成肥料を使用しない土作りを行っています。
また、園内では除草剤を使用しておりません。
梨は病気や害虫に弱い植物の為、無農薬栽培が難しいと言われています。
ひかり農園では適切な時期に適切な作業を行い、できるだけ低農薬を心掛けています。
その他、県より「みどり認定」(旧エコファーマー)の認定を受けており、身体や環境に優しい栽培方法に取り組んでいます。
皆さまの口に入るものだからこそ「安心・安全」な梨作りを行います。
-果樹園の継承-
令和5年より果樹園の継承を行っています。
現在、前園主ご夫婦のご指導を仰ぎながら真心を込めて栽培しています。
形式的に農地を継承するのではなく、「育成技術」や「こだわり」そして何より
「梨づくりへの想いや熱意」を継承し、伝統の梨の味と果樹園を守り続けていきます。